研究プロジェクト名及び概要
- 慢性関節リュウマチにおける炎症性細胞浸潤の調節機構:
炎症性滑膜組織中のマクロファージ遊走因子 S19
リボソーム2量体及び関節液
のマクロファージ走化抑制活性を持つ C4a
アナフィラトキシンやサイトカインの役割を軸に解明している。
- 血漿キニン系の血管透過性亢進作用及び敗血症性ショックにおける役割の解明:
特に細菌感染防御、I型アレルギー反応上の役割について、in vitro
及び in vivo で解析している 。
- 血行性癌転移機構と DNA 分解酵素の転移抑制作用
ラット及びマウスにおける転移モデルを用い、DNase I
の転移阻止系としての可能性やその機序を検討している。
- 遅延型アレルギー反応における血液凝固反応の解析:
免疫反応における血液凝固反応の役割を解明するために細胞性免疫反応である遅延型アレルギー反応をサル皮膚に惹起し、マクロファージの発現する血液凝固
tissue factor とアレルギー反応との関連を解析している。
- 病理解剖:
実際のヒト疾患の病理形態学的変化を詳細に解析し、更にその臨床像との比較検討を通じて、機能と形態の関連を追及するとともに上記実験病理学的研究の臨床病理学への接近と応用を目指している。
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